⚾️令和元年度秋季早慶戦⚾️

土曜日から3日間にかけて、明治神宮野球場で早慶戦が行われました

まずは土曜日の第1回戦、試合は序盤から動きました。
2回裏、加藤選手、岩本選手の連続ヒットで2アウト1.2塁の大チャンス!
そして、中川選手のライト前への先制タイムリーヒット!!

しかし、3回表、慶應も負けじと1点を取り返してきました。

そのまま試合が均衡した状態で続き、試合が動いたのは、6回表、バッターは慶應野球部の主将を務める郡司選手でした。

4番打者にして扇の要。そして主将を務める男の一振り。打球はレフト後方へ。
慶應義塾大学ファンの大歓声を乗せて、打球はレフトスタンドへ吸い込まれていきました。

しかし、その1点で抑え、反撃を試みますが、得点は出来ず、苦しい展開が続き、迎えた8回表、バッターボックスには先程、ホームランを打った郡司選手が立ちました。

スタンドにも緊張感が漂う中、郡司が振り抜いた打球はまたもレフトスタンドへ…。

その後も得点を許し、更に9回表に追加点を許し、慶應の猛攻撃を食い止められず。

全勝のまま突き進んだ勢いのままに、そのまま反撃は出来ず、1-7でゲームセット。

目の前で慶應の胴上げをされ、言葉にならない悔しさを味わい、慶應の全勝優勝を阻止するべく、2回戦に想いを繋ぎます!!

そして日曜日へー。

慶應の全勝優勝を阻止するべく、更には早稲田の意地を掛けて臨んだ日曜日、応援部は初回の攻撃から勝負所の名曲・コンバットマーチを流します。

初回から盛り上がる応援席。その想いを野球部に託しました。その想いが届いた結果、先頭バッター田口選手、中川選手の連続ツーベースで得点!!
そして、加藤選手のヒットも続き、なかなかリーグ戦において、ヒットが出なかった檜村がセンター前にタイムリーヒット

慶應の先発はここまで防御率0.00の森田投手でしたが、見事その壁を突き崩しました

これで早稲田は初回から3点を取りました!
その後、5回には慶應のエラーにより、2点を追加!更に慶應を引き離します!
6回に2点を許したものの、8回には蛭間選手のタイムリーツーベースにより2点を追加します!!

投げては先発の徳山投手が本日も素晴らしいストレートを披露しました!
狙っても打てないその直球と落差のある鋭いスライダーで三振の山を築きます!

また、慶應の福井選手と徳山投手の勝負は大阪桐蔭時代のバッテリー対決!
高校野球ファンならば誰もがニヤリとする男の勝負にスタンドが揺れます!

そして8回裏、今西投手が3者連続フォアボール。そして、相手打席には、1回戦にて4安打、2ホームランの慶應のキャプテン、郡司が立ちました。
大ピンチの場面でピッチャーは西垣投手へと交代。

フォアボールと犠打により1点を許したものの、ノーアウト満塁の大ピンチを1点で抑えてくれました!

2点リードのまま迎えた最終回、ノーアウトでヒットを許し、ピンチとなります。しかし、ピッチャーが西垣から柴田へ交代し、柴田が気合のピッチングで慶應打線を抑え、
6-4で勝利し、見事に慶應の91年ぶりの全勝優勝を阻止しました
そして早慶戦3日目に全てを繋げました

 

両校のプライドがぶつかり合う第3戦ー。

 

最終戦となった月曜日。
両校の意地と意地のぶつかり合いとなりました。

試合は初回から動きました。

1回戦にて2本のホームランを放ち、今シーズン慶應のキャプテンとしてチームを引っ張り続けた4番郡司選手が先制のタイムリーヒットを放ち、先制を許してしまいます。

その裏の攻撃、日曜日に引き続き、応援部も初回からコンバットマーチに想いを乗せます

その覚悟が伝わり、檜村選手がフェンス直撃のタイムリーツーベスを放ち、逆転に成功します!!

スタンドでは紺碧の空で大盛り上がり

しかし、続く2回表、早稲田のエラーにより、2点の追加を慶應に許してしまい、2-3で試合は進みます。

その後、両校共に一歩も譲らぬ激戦となりました。

 

試合が動いたのは6回裏。岩本選手がリーグ戦初ホームランとなる一打で同点に追いつきます

しかし、9回表、慶應打線の猛攻撃も続き、2アウト3塁の大ピンチを招きます。
マウンドには1回戦で敗戦投手となった、早稲田が誇るエース早川投手。

両校の想いがぶつかる中、見事抑えてくれました。1回戦の屈辱を晴らす投球に早大応援席も湧きます

そして、同点のまま迎えた9回裏、スタンドの熱気も最高潮に達し、本日ホームランを放った岩本選手が2ベースヒットを放ちます!

中川選手が敬遠四球となり、ノーアウト1.2塁となります。

代打も有りうるこの場面では、延長を見据え、早川選手が打席に立ちます。

送りバントとなった打球は無惨にもノーバウンドで慶應守備陣のグラブに収まりました。これにて1アウトとなりました

続く瀧澤選手がライトへの犠牲フライを放ち、岩本選手が3塁へ。その後中川選手が盗塁に成功し、1塁から2塁へ進む。

幾多の困難を乗り越えた慶應バッテリーは盗塁する中川選手には目もくれず、バッター金子選手との勝負に全てを賭けます。

2アウト2.3塁。
両校のスタンドが神宮が揺れる様な地鳴りの如き声援を送る中、バッター金子が打った球はライト前へ!!!
3塁ランナーがホームインをし、サヨナラ勝利でゲームセット
4-3慶應の完全優勝を阻止し、勝ち点奪取!伝統の早慶戦は早稲田に軍配が上がりました

野球部、応援部の両部4年生は優勝を経験しないまま、最後のリーグ戦は終えたものの、素晴らしい有終の美を飾ることが出来ました

 

来シーズンは新体制となりますが、応援部もより一層パワーアップし、優勝を果たす為に貢献させていただきます!
是非来年こそは皆さんで優勝パレードしましょう!
また、来シーズンもご声援を宜しくお願いします!