当団体について

吹奏楽団責任者挨拶

吹奏楽団責任者 清水 優那

早稲田大学応援部吹奏楽団のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。令和5年度早稲田大学応援部吹奏楽団責任者を務めます、清水優那と申します。
昨年末の第59回定期演奏会では、バッテリーステージ、カラーガードステージといった新たな試みにも挑戦させていただき、早稲田大学応援部吹奏楽団の可能性を広げる事が出来ました。また、東京都大学吹奏楽コンクールでは、6年ぶりの銀賞という結果をいただく事が出来ました。昨年度はその他の部分でも、感染症流行以前の活動を行う事が出来、正しく復活の年であったと思います。
本年度は、昨年度に形作った早稲田大学応援部吹奏楽団を更に発展させ、より多くの人の目に留まる様な団体にする事が我々の活動の目標です。また、私共の活動は、家族や友人、地域の方々、早稲田ファン・応援部関係者の皆様の支えにより成り立っております。私共は演奏や応援を通して、皆様に恩返しをし、共に早稲田大学応援部吹奏楽団を発展させて参りたいと思っております。
本年度、私共は「笑源(えみ)」という吹奏楽団目標を掲げさせていただきました。この言葉には、私共が笑顔で、常に活動を楽しむと共に、観客の方々にも笑顔を伝染させ、一緒に応援や演奏を楽しみたいという意味を込めております。私共の音楽のパワーをより多くの人に届けて、心から楽しんでいただき、笑顔になっていただく為に、精進して参ります。
最後になりますが、本年度も早稲田大学応援部吹奏楽団は、歴代の部員の方々によって紡がれた歴史を受け継ぎ、それを未来へと繋いでいく為に、多くの方のご尽力を得ながらも元気に活動して参りたいと思います。令和5年度も、早稲田大学応援部吹奏楽団をよろしくお願い申し上げます。

令和五年一月吉日

 

令和5年度吹奏楽団目標

笑源

私達が全力で応援する意味は何だろうか。
私達が良い演奏を求める理由は何だろうか。
そこには、「人を喜ばせたい」という心理があるに違いない。  

例えば応援活動の時、ただ機械的に応援するのではなく、部員自身が楽しんで、笑顔で応援する事で
選手の方や、周りにいる観客の方々にも笑顔を伝染させ、球場全体の空気を高める事が出来る。  

例えば演奏会の時、見に来てくださった保護者の方々や友人、お世話になっている方々に向けて
全力で舞台を作り上げ、全力で披露し、最高の舞台を届ける事で、部員も来場者の方も笑顔になれる。 

私達の活動は、多くの人の「笑顔の源」となるような、そんな活動だと言えるのではないだろうか。 

笑顔は人と人を繋ぎ、より深い繋がりを生む。
私達が普段から行っている活動は、見てくださる方々を元気付け、笑顔にさせる事。
それは活動意義と同時に、活動目標でもある。 

また、私達が行っている音楽は、演奏、応援、ドリルという3つの活動に通じる。
これらを全て別個で考えるのではなく、全て人に見せるという意識を持ち
どの様な活動でも手を抜く事なく、自ら楽しもうという気概があれば
全ての活動の底力が上がり、より洗練されたパフォーマンスを届ける事が出来る。 

全ての活動を笑顔で楽しむという事は、ただ貼り付けた笑顔でやり過ごすのではなく
自身が早稲田大学応援部吹奏楽団にいる意味、周りに与えられる影響を考えながら、
周りに少しでも良い影響を与えられる様に考えながら、行動に移していくという事である。
また、早稲田大学応援部吹奏楽団は様々な人の応援や支えがある中で活動させていただいている。
その事に常に感謝しながら、その様な方々への恩返しの意味も込めて、私達は活動に取り組んでいく。 

苦しい時、何か大きな壁にぶつかった時こそ、前向きな笑顔で乗り越えて見せる。
その姿勢は多くの人の心に刻まれ、早稲田大学応援部吹奏楽団全体を明るく、元気な団体にするのだ。 

時にぶつかり、時に涙を流しながらも
何時でも笑顔で楽しんで、前向きに活動していけば
私達はきっと他の人の「笑源(えみ)」になれるはずだ。 

令和5年度吹奏楽団活動指針

瞳の輝く団体へ

早稲田大学応援部吹奏楽団の活動の中では
感動したり、悔しくなったりといった心が揺さぶられる瞬間が多くある。 

それは私達が全身全霊で活動していく中で、他の人と感覚を共有し、分かち合う事で
感動や悔しさが何倍にも膨れ上がっているからこそ。
他人と痛みや苦しみ、喜びを共有する事で
自身の中の感情が高まり、一人一人の瞳を輝かせる。 

 “瞳”は様々な感情を映し出す鏡だ。
楽しい時は笑い、悲しい時は泣き、多くの感情が瞳に宿っている。
好きな物や感動する事と出会った時、人は瞳を輝かせるが
早稲田大学応援部吹奏楽団の活動では、各々が全力で取り組み、
キラキラした瞳をしている瞬間が多くある。
本年度はその様な“瞳の輝く”瞬間を増やし、
思い返した時に煌びやかな思い出がフラッシュバックする様な活動をしていきたい。 

 そして、それは部員のみに留まる話ではない。
我々のこの感情の高まりを、応援や演奏を通して観客や選手の方々と共有し
共に“戦う”事で、多くの人の瞳を輝かせることが出来る。
外部に発信する活動を行っている中で、瞳の輝きが自己完結で終わってしまうのは
余りにも勿体ない。
感情を外にも共有し、共に楽しみ、多くの人を巻き込んでいく。  

失われていた日常が取り戻された今だからこそ
早稲田大学応援部の全力さや直向きさを私達が継承し
より多くの人の感情を揺さぶる様な活動がしたい。  

その為には、先ずは部員自身が活動に全力で取り組み、
悩み、苦しみ、喜び、多くの感情を経て、誰よりも活動を“楽しむ”べきだ。
今しか出来ないこの活動に青春を賭ける。 

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