春の六大学野球閉幕。華の早慶戦、劇的な結末。

伝統の一戦、六大学野球・華のが、6/2(土)~6/4(月)に明治神宮野球場にて行われました!

 

ここまで立教明治東大法政の4大学全てから勝ち点を奪い、すでに優勝を決めている慶應と、

東大法政からは勝ち点を奪ったものの、立教、明治には敗れ、勝率5割、全体4位で最終戦に臨んだ早稲田

 

早稲田も調子が上向いていたとは言え、状況だけ見れば慶應が圧倒的有利。

果たして勝利の女神はどちらに微笑んだのか?

 

第1戦から振り返ります!

まずは3回表の早稲田の攻撃。

この日先発の主将・小島投手が自らシングルヒットで出塁。

その後、慶應・高橋亮投手のワイルドピッチの間に生還し、早稲田が先制点を挙げました!

先制点を挙げた際の様子はこちら!大変盛り上がりました✨

しかし、その後4回ウラ慶應の攻撃で、今度は小島投手のワイルドピッチにより1点を献上してしまいます。続く慶應・瀬戸西選手の適時打も飛び出し、この回3失点。

これが決勝点となり、早稲田は初戦を落としてしまいました。


初戦を落とし、いよいよ後がなくなった早稲田第2戦を振り返ります!

前日とは打って変わり、なんと9得点の圧勝!!

さらに特筆すべきは、前日完投した主将・小島投手が自ら志願し、2日連続で神宮のマウンドに上がったということです。

スポーツ科学とか、コンディションとか、そんなことは関係ない。

打倒慶應への気概、そして主将の意地と執念慶應を圧倒しました。

 

慶應には毎回ランナーを出されるも、絶対にそれをホームまで返させない気迫のピッチング。

そしてそれに他のナインも触発されたのでしょう。守備でのナイスプレーが随所に飛び出し、小島投手を援護。慶應に付け入る隙を与えません。

 

一方、早稲田の打線はどうでしょうか。

結果としては9得点という大差での勝利ですが、実は、得点していない回では一度もランナーを出していません。

つまり、ランナーを出したら必ず返すことができていたわけです。

打線が見事に繋がり、最後には小太刀選手のダメ押し2ランホームランまで飛び出した早稲田

投打に4年生の活躍が光り、勝負は第3戦までもつれ込みます。


運命の第3戦。この動画をご覧ください。

絶対に負けられない第3戦。勝負のヤマは延長11回表に動きました。

なんと、第2戦でダメ押しの2ランホームランを放った小太刀選手が、2日連続となる値千金のソロホームラン。

4年生の一振りが均衡を打ち破り、早稲田戦優勝に王手をかけます。

 

しかし、一筋縄ではいかないのが慶應も最後の最後まで猛攻をしかけてきます。

11回のウラにはノーアウトから連続でランナーを出される大ピンチを迎えてしまいます。最終的には満塁となり、一打サヨナラの場面。

 

しかし、ここを執念で凌いだ早稲田が1-0で勝利。戦優勝を飾り、慶應の完全優勝を阻止することができました!!

 

ここまで負けなしで優勝を決め、完全優勝まであと一歩と迫っていた慶應と、ここまで勝率5割の早稲田

しかし、どちらが勝ってもおかしくないと思えるほど、両校決して譲らぬ展開が繰り広げられた、今年の。劇的な結末でした。

 

このをもって春の六大学野球は閉幕します。次に神宮で皆様とお会いできるのは秋のリーグ戦になります。

それまでの3か月間、我々応援部も、野球部の気迫に負けない応援ができるようさらに進化して参ります。私共と応援をしてくださった皆様、本当にどうもありがとうございました!

 

秋には絶対に優勝、そして日本一の栄冠を掴めるよう、今後とも早稲田大学野球部の応援、そして我々応援部を、どうぞよろしくお願いします!!!

早慶戦の詳細はこちらの記事からご覧ください!

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