吹奏楽団責任者挨拶

吹奏楽団責任者 小山 友梨華

早稲田大学応援部吹奏楽団のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。令和四年度早稲田大学応援部吹奏楽団責任者を務めます、小山友梨華と申します。
昨年末の第58回定期演奏会では、2年振りに一般のお客様をお招きすることができました。幕が開いた瞬間、目の前に私達の演奏を聴いてくださるお客様がいてくださる温かさを思い出し、お客様の呼吸を感じながら音楽を奏でる素晴らしさを改めて噛み締める大切な経験をいたしました。丸2年間、明治神宮野球場にて内野での応援が叶っていない私達にとって、その経験が新体制をスタートさせる大きな原動力になったと感じております。また、当たり前を当たり前に行うことの難しさを知った私達だからこそ、日々の活動が沢山の方々の尽力の上に成り立っていることをより強く実感できたと同時に、スポーツや音楽を通して感動的な瞬間に立ち会えることにも、仲間と共に苦しい経験を乗り越える努力ができること自体にも、家族や友人、地域の方々、早稲田ファン・応援部関係者の皆様が私達の活動を支えてくださることに対しても、感謝の気持ちは募るばかりです。
さて本年度は、感謝・選手への想い・吹奏楽に対する情熱をはじめとした「心」を「音」で表現する1年にしたいと考えております。私達の存在意義は“紡ぎ出した音楽が頑張る人の力になる”こと。その意義の達成のためには自身の演奏に誠実に向き合い、地道に練習を積む個々の努力と奏者同士がお互いを思いやって1つの音楽を創り上げるチームワークが不可欠です。頑張っている人に“頑張れ”と言うに相応しい自分になる努力をしているか、誰かの心を動かす音楽を奏でる為に必要な努力をしているかと自身に問い掛け続け、奏者としても人間としてもチームとしても成長し続ける覚悟です。
最後になりますが、3年間共に過ごしてきた同期と考え抜いてきた夢や目標を形にし、後輩達の熱意や新鮮な考えを存分に活かすことができる様、私自身が部員新人の想いを誰よりも深く理解し、「一番に自分の気持ちを伝えたい」と思ってもらえる熱く温かい吹奏楽団責任者になるべく努力を重ねて参ります。また、コロナ禍以前を知る最後の代として、後世に継承すべきことと今後必要になると感じたことの両方を柔軟に取り入れ、地に足の付いた運営を行って参ります。
早稲田大学応援部吹奏楽団70周年の歴史の重みをパワーに変え、今日まで先輩方から繋がれ続けたバトンを後世へ受け継ぎ、未来のどこかで「令和4年度は勢いもあって、まとまった代だったよね」と言っていただける様、全員で力を合わせて駆け抜けて参ります。

令和四年一月吉日